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arma o santo

ルパン三世(主にアニメ2nd)の感想を淡々と上げてゆく感想置き場です。たまに二次創作があります。原作はまだ読めてません。4期決定おめでとう!Twitter / lapeirousia

2025'05.04.Sun
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2012'05.25.Fri
うっかりしてて木曜になってから観たよ8話!
日テレオンデマンドさまさまである。

8話「命日」






箇条書き!

・ルパンと次元が登場する回の安定感ときたら。
・今回の脚本の「西村ジュンジ」さんって、他になに書いてるんだろうと思ったら観てないアニメばっかりだったでござる。
・オスカーと次元が邂逅してるー
・不二子ちゃんが今回ざくざくと殺人しまくり
・「役立たずの若造」といわれちゃったオスカーの表情が変わらないのがむしろこわい。次こそ警部自らのお出ましかな。
・狂言回しっていうか、ルパンが語り部ぽくて。クリカンルパンきいてると安定するなぁ。
・殺し屋を廃業しても殺し屋としての仕事がまわってきてしまう次元。でも盗人になりました、っていうのを踏まえてか、「命日を盗んでくれ」という頼みだった。

・「死ぬなよ峰不二子。俺ァまだお前を抱いてねぇ」「そのときは銭形にでも聞いて我慢なさい」「えっ」 
あれ、6話「愛の牢獄」で「“あのとき”の声を録っておいた?」とかって話してなかった?もう銭さんと寝たことは知ってるものとばかり。

・ルイス・ユー・アルメイダ伯爵?でいいのかな。
・ふじこ過去は、うん、そう来るよね。むしろそうとしか来ようがないよね。
・「サードの被害者たちの命日を告げよ」…だったかな?ルパン三世を“third”と呼ぶのってなんか新鮮。

・「命日が来たから人が死ぬんじゃねぇ、人が死んだ、その日が命日なのさ」
つまり運命論ですよね。そして“定められた運命”=枷、囚われた檻からの脱却、自由が不二子の目指すもの。少なくとも今作ではそう描かれてるのかな。だからルパンが評するように“無軌道”な女。

・ルパンが次元を助けた理由
なんだろ…でもルパンに大した理由はないかもしれない。なくても顔を知ってたら助けてあわよくば手伝わせようってだけなのかもしれない。前回でルパンが次元をどう見たか。勝負を預けて終わったのに、今回は軽く貸しをつくって(ついでに手料理も作って)アシストに駆りだした。
ルパンお得意の気紛れかな?その気紛れにだって理由がないわけじゃないんだろうけど。
このふたりが同じ釜の飯を食って一緒に動いてるの見るとほんと安定感が。

・石版
石版っていうか。樹状の結晶みたいにみえた。
命日=生命つながりで、セフィロトの樹イメージとか?

・今回の構図でなにがみえたか
不二子ちゃんは伯爵とかロリ時代がトラウマぽいけど、実は今もって手の上で踊らされてるんじゃ。
だってシシトさんが「ルパン三世が峰不二子に相応しい男かどうか」っていってるし。伯爵実は未だに不二子ちゃんを影からアシスト!いやストーキング!してるんだろうな。犯罪です。特にロリショタダメ絶対。伯爵本人はプロデュース!のつもりがありそうで性質悪そう。
ロリふじこたんに手を出すとかおまえそれは普通に性犯罪だろ。いや児童ポルノ法に引っかかるろ。いや青少年保護法とか適用されるろ。されない?いやでも逮捕だわ。子どもにそんなことしたらあかんよ。

・「L.Y.A記す」
ルイス・ユー・アルメイダ、でおk?
この名前にどんな隠喩がある?ルイス、でルイス・キャロルを想像しろってことなら、ろりふじこはアリスで、夢から覚めないで不思議の国に閉じ込められてる。アルメイダは?っていうかイニシャル的に「ユー」は「You」なのかな?そしたらどうなる?
種明かしのターンがあると思ってるので今あんま深くつっこまない。

・今後の構図
次元+ルパン→不二子(+五右ヱ門)
オスカー→銭さん→ルパン→不二子(←オスカー) 一周しとる
不二子vsオスカー、不二子vs伯爵
伯爵→不二子、不二子+伯爵…
うーん。
話によって変わりますよね。

今作のルパンが不二子ちゃんを欲しがりながらも「俺様ルパン様」なのを崩さないので、伯爵と不二子ちゃんの関係がどうであるにしても「助ける」じゃなくて「奪う」で「盗む」なんだろうな。でも従来のテレスペやカリ城みたいに「ヒロインを救うヒーロー」じゃないのは、不二子ちゃんの特性故かな。不二子ちゃん堅気じゃないもんね。
そして今作は「峰不二子という女」なので、ルパンが不二子どうこう、以前に、不二子がルパンを含む男たちをどうこう、なんだろうなって思いました。
他の登場人物が、峰不二子を軸に立ち位置を定められてる感じがしてて。
今までのルパンだと、「ルパン三世」っていう作品コンセプトからも主人公のルパンが軸で、すべての人間がルパンありきでまわってる。それを今作の「峰不二子という女」を軸にとらえなおすのは言葉遊びチックながらもおもしろい。

不二子ちゃんは今作でも今まで通り「ファム・ファタール」で、それは誰にとってかっていうと彼女に出会った男全般に対してなんだけど、「運命の女」である彼女にとっての運命の男はルパンでもある。だから寝ない。
もんごえ回だと不二子ちゃんの聖女性みたいなのが強調される気がするんだけど、「破滅の女」のあれも一面。

「無軌道で自虐的で、どこまで堕ちても構わない」「欲しいものは欲しい」不二子ちゃんを許容するルパンに、あなたの宿敵と寝たけどもそれも許容できるかしら?と更に突き付けてくる不二子ちゃん。
ここまで来たら、あれがあるよね。と思ってたら、来たよ。「過去の男」。
っていうか「初めての男」。
まさかそれが少女時代の性犯罪だとはね!「過去の男」だと1stでプーンが描かれてるから、じゃあ描かれたことのない「初めての男」を描こうってなったのかな。たしかにファム・ファタールたる不二子ちゃんの少女時代や初めての男は想像つかなくはあった…

飛べない鳥=孔雀、愛の牢獄、温室でしか生きられない蝶々、常に彼女を見ている目、梟…
というモチーフから考え得るのは、「峰不二子は自由であらねばならぬ」だと思いました。
現状、縛られているから、過去が追ってきてるから、閉じ込められていたから、その記憶から逃れられないでいるから、だからこその「故に彼女は自由であらねばならぬ」。
彼女を自由にするのは、きっかけとしてルパンが介在していても、きっと彼女自身。誰にも縛られない。誰に縛られてあげてもいい。彼女が許すのならば。
…というふうに持ってくのかな、なんて思ったんですが、どうか。


これでほんとに登場人物が出揃ったのかな?
あと5話、たのしんでいきまっしょい。
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