arma o santo
ルパン三世(主にアニメ2nd)の感想を淡々と上げてゆく感想置き場です。たまに二次創作があります。原作はまだ読めてません。4期決定おめでとう!
2012'05.01.Tue
リアルタイム視聴してたのになかなか感想いいにこれなくてつらい。
ぼやぼやしてるとすぐ次になってしまう!なにそれしあわせ!
4話「歌に生き、恋に生き」
ぼやぼやしてるとすぐ次になってしまう!なにそれしあわせ!
4話「歌に生き、恋に生き」
箇条書き
・とっつぁんんんんnいやこれは銭さんだ!銭さん!!!
・不二子ちゃんと事後でハイしんだ!わたししんだよ!
・「たっぷり愉しんだでしょ?」「泥棒風情の安い身体でか?」ところでその記号で表現するところ、原作準拠ですね!
・オペラ座の怪人とレテの川とロミジュリとカタコンベ。この要素。
・不二子の生い立ちやっぱりやるんだ!
・「恋しかったぜ、ルパン」
・「ああ銭形、どうしてあなたは銭形なの?」「何故だと?俺の血が叫ぶからさ」
・とっつぁんは尻派、ルパンは乳派(不二子ちゃんへのセクハラの話)
・オスカーがガチすぎてな。不二子ちゃんを「豚女」「痰壺」といってのけるとはな。ええっと「肉便器」とは流石に放送コードが邪魔していえんかったんだなと思いました黙る。
総括:銭さんいちばん汚い大人で悪いおとこ!
にちゃんのまとめでも話題になってたのは「不二子と銭形のとっつぁんに肉体関係があるだなんて…!」でしたが、その感想のほとんどが「俺たちの清らかなとっつぁんが!」だったからわらた。ですよねー笑
ついったとかまとめサイトでの感想拾い読みでおもしろいなと思ったのが、
「不二子は内面の処女性のために外面のそれは剥奪されてるんだけど、ここまでビッチだといっそ清々しいな」
「オペラ座の怪人では醜い顔を隠す仮面をつけてるのは怪人なのに、これは歌姫のほうが顔の傷を隠す仮面をつけてる。入れ子構造になってる」
でした。
処女性の話とEDと今回のトラウマスイッチ少女時代を鑑みると、たぶんあの蝶々あれですよね。蝶々ぱくりはあの…あのアレですよね。ちょっと口に出すのが憚られるけどあのー。…まぁいいか、勘繰り過ぎかもしれないし。
虐待とはいわんけれども、なんか性的に抑圧?されて育ったぽい。ような要素をチラ見せしてきてる気がする。
不二子ちゃんの生い立ち話と少女時代に関しては、
「謎の女ってのがアイデンティティだからそれはちょっと…」ってのと
「それはそうなんだけど、それを踏まえて今回どう描くか見物だよね」ってのとあるみたいです。個人的にはルパンはシリーズごとにかなりカラー違うし、一話だけの設定もあるので、あんまそこは。別に。いいかなって。
いわゆる「峰不二子が『謎の女』になった、ならざるをえなかった、それは何だ?」っていう仮定なので。
入れ子構造の話。
わかり易く要素詰め込んできてるけど、そのうえで裏切って来てる気が。
・オペラ座の怪人=醜さ故に劇場の地下に人知れず閉じ込められて育った男が美しい歌姫に恋をする。その歌姫を主役にするために主役を演じていた女優を殺す。その後も歌姫のために邪魔な人間を殺してゆくが、歌姫は彼のことを知らない。男は醜さ故に仮面をつけている。
今回はいかにもな怪人が出てきて要素やあらすじの大体は合ってるけど、
顔の傷を隠すために仮面をつけてるのは歌姫のほうで、実は「傷がない」ことを隠すために仮面をつけていて、
怪人のことを歌姫は知っていて、
「主役を演じていた女優を殺す」のは女優(アイヤーン)のためで、歌姫(ノーラ)が主役になるのは結果論で、
歌姫のために邪魔な人間は歌姫と怪人以外のすべてで、彼らを殺す代わりに歌姫が「殺される」。
・ロミジュリ=添い遂げられない家同士の恋人たち。駆け落ちのために一方が仮死になる薬を飲んだのをみた一方が、相手が死んだと勘違いし、悲観して死んでしまう。目を覚ました一方は相手が死んでいるのを見て、すべてを悟って後を追う。
ルパンが謎かけしてるロミジュリですが、これは「沿おうにも沿えない宿敵」である銭形とルパンのことであり、
「自分から仮死になる薬を飲んだ」として今回の歌姫のこともいってるんだろうなぁと。
・レテの川=ギリシャ神話に出てくるいわゆる「三途の川」。その川に入ると辛い記憶のすべてが水に流される、「忘却の川」。すべて忘れて黄泉に渡る。
・カタコンベ=ある教会地下の共同墓地を指してたけど、たんに地下墳墓でもいい。
忘却の黄泉の川を渡った墓地に棲んでる恋人たちはもう「死んでる」。華やかな舞台や地上の喧騒が遠いって意味でも。
裏方の年嵩の男と、若く美しい歌姫は地上では添い遂げられない。つまり彼らが「添い遂げている」=「墓の下」である。それがわかってるから歌姫は地上に出ない。
お宝を火にくべちゃうのも、それがもう彼らに必要ないから。死んだらお金は要らない。もう何も要らないんです、「死んでる」んだから。
というふうに見えました。こういう解釈もありかな程度に。
最初終わったとき尻切れトンボ感があって「あれっ終わり?」ってなったんですけど、そう考えるとじわじわ余韻がこわくなる。
銭さんの年食った男のいやらしさが実にごちそうさまでした。
とっつぁんじゃねぇよ…「銭さん」だよこいつぁ…
あくまで「ついでのように」不二子ちゃんを食ってくっていうね。
肉体関係のあるなしとあるけど、従来の「とっつぁん」と今作の「銭さん」は、不二子ちゃんへの関心と無関心さは同じようなもんだと思うんだ。あくまでルパンありき。峰不二子そのものへの興味も、女の肉体への感興も薄い。だから簡単に奪う。でもたいして重要視してない。
そう踏まえると、「欲しがるから手に入れられなくて、捕まえられないから欲しい」っていうルパンの態度は不二子ちゃんの女性性を極めて…なんていうのかな、尊重してる?飾り立てることになってる?…うーん、大げさかもしれないけど、「女性性を賛美することになってる」っていったらいいのか。
不二子ちゃんにそんなつもりないだろうけど、銭さんとのあれは彼女の「女」を蹂躙してるし搾取してると思いました。銭さんがその「女性性」をわりとどうでもいいと思ってるから。
オスカー…一話の登場時点で「こんなwwwガチすぎるキャラwwwwwベッタベタすぎて受けねえだろwwwwwどうすんだwwwww」とかってばくしょうしたのに…笑
今回のシリーズで不二子ちゃんの生い立ちやるつもりなら、オスカーはあれですね、たぶん不二子ちゃんへのアンチテーゼ…
いやただのがちほも要員でもいいんですけど笑
っていうか銭さんのキャラを固めるために今までの「とっつぁん」の役割を仮託するキャラが要るのかなーって思ってたから、そういう子だと思ってたんですが。ここまでガチホモ(というか耽美系?)だと違う役割もあるんじゃね?って気になってくる。今後不二子ちゃんと絡む話でオスカーメイン回があるかもしれないし。
とりあえず静観。
・殺す気で銃ぶっぱなす銭さん
・撃たれた!と思ったらトウガラシ入りの血糊でした!なルパン。撃たれた瞬間、思わずわあ!っていったよ…
・今作の銭さん両手に花過ぎ。片手にルパン、片手に不二子ちゃん、更にオスカー。どんだけ!持ち切れないし!銭さん本人はルパンしか手にするつもりないし!
ここまで!
まだ何かいいたいことあるような気もするけど…オスカーくんの今後に期待。
ここまで!
まだ何かいいたいことあるような気もするけど…オスカーくんの今後に期待。
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