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arma o santo

ルパン三世(主にアニメ2nd)の感想を淡々と上げてゆく感想置き場です。たまに二次創作があります。原作はまだ読めてません。4期決定おめでとう!Twitter / lapeirousia

2025'05.04.Sun
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2012'03.15.Thu
借りてきた話数は既に103に到達したが観れてない上に感想も遅々として進まぬ。

46話「ルパンお高く売ります」
47話「女王陛下のズッコケ警部」
48話「非常ベルにルパンは笑う」
49話「可愛い女には毒がある」
50話「私が愛したルパン(前)」
51話「私が愛したルパン(後)」






46話「ルパンお高く売ります」
・隠喩表現が多い話。
それとは別に説明されない部分もわりとあるのでよく噛み砕きつつ飲みこむ感じ。
ルパンが博士の研究所で閉じ込められてるときに、目の前にカマキリが蝶の死骸を運んできたり、
ルパンが死んだと思った博士がカメラを切ってうなだれてるところに、無音の状態から水滴の落ちるポタッポタッという音が聞こえて、画面が徐々に移動して博士の背後に次元と不二子ちゃんを助けたルパンがずぶ濡れで立ってる、とか。
脚本は城山さんか…おぼえておこう。
いい演出でした。

・冒頭なんの説明もなく、足枷をつけられて壁に向かって裸で手をついてるルパンから始まるとか。
今回のルパンがいい身体してること!
上半身がしっかりしててもえるもえる。
プライドの高い人間が本人の意向無視されて安値で売り買いされてるとかくそもえる。
ところで結局「3000万」で落札されてましたが、通貨単位はなんなんだろう。円じゃないだろうし。今回どこの国か明らかにされないけど、ウォンテッド・クラブの表記が英語だったので英語圏て考えておけばいいかな。

・とっつぁんの変装が堂に入ってる。
体格も声も顔も完全に変えてる。ルパンの影響アリとみた。
とっつぁんのいう予算は警察の予算なのか。まさかポケットマネーではないだろう。捜査の一環として「ばれないように正攻法で競り落とそう」ってなるかな、ならないんじゃないかなふつうは。上は予算認めないだろうと勝手に思ったけど、どうか。

・ルパンを手の甲ではたくマダム・キラーまじ女王様
・今回の不二子ちゃんはまるで正統派ヒロインのようだ。
・煙草一本吸ってる間に霧が晴れて不二子ちゃんがいなくなってた、のかな。いやだってルパンが待機時間なのに不二子ちゃんに一度も話しかけず振り返りもせず、って。
・次元の偽物が思いのほか上出来だった。
・海辺のルパンが仲間を奪われ相棒の偽物に命を狙われ疲れて考えあぐねて座り込んでる、ように見せかけて、何気なく集めた情報をもとに沈思黙考しつつ策を練ってるあれがとてもすきです。
つまり「100メートル以内にいる」っていうあれは、最初にルパンが目覚めた場所の近くに地下の研究室の入り口なり何なりがあって、その扉か壁が砂を掻き分けたら現れた、と。いう理解でよろしいかしら。

最初に放り出されてたあたりに地下への出入り口があるはず→発見→博士の手品のネタを暴いて情報を引き出して確信を得る→暴いたついでにカモメ型カメラを壊しておいて、仕掛けてある固定カメラの死角に入る→丸太に服着せて崖から突き落とす→海から回り込んで研究室に侵入→次元と不二子ちゃんを救出→博士のもとへ。
こんな感じでおk?

・とっつぁん腰はお大事に!ウォンテッド・クラブの処遇をとっつぁんの手に委ねてる一味いい感じ。正規の手段で司法の手に渡すのね。パトロンの博士は潰したしね。

・ところで博士は結局サイボーグだったのか否か?
初見はサイボーグだと思ってました。眉間撃ち抜かれてもぴんぴんしてたから。あとマッドサイエンティストなので自分で人体改造できるだろうって。絶対改造してるだろうって笑
でもあとで見たらルパンが撃ったのは博士自身の仕込杖の麻酔弾だったぽいので、不気味な風貌だったけどサイボーグだったとは一概にいえないなー、と思いました。あとルパンは「やられたことをやりかえす」ので。麻酔弾を撃って同じように浜辺に放り出し、どうなるかは他の改造されたサイボーグたちに委ねる、っていうのは、博士の所業を身を以って味わうがよい、て感じかなと。


47話「女王陛下のズッコケ警部」
・冒頭の三人の会話が!ツーカーだな!
「付き合いが長いってのも考えもんだな。こっちのいうことがなーんもなくなっちまう」
次元と五右ヱ門は朝刊読みながら目配せして「これルパンがすきそうだなぁ」なんて話をしたんだろうか。どういう顔でそんな話をするのやら。仲いいなぁ。
そんな話をしつつ公園の鳩に餌やってるのがそんな三人のそのときの関係の隠喩のようでまた。

・スコットランドヤードの格好してるルパンがみられてたのしい。顔ほぼ変装なしだし。
・望遠レンズっていうか望遠鏡に…スナイパー用ライフル?セットしてそれを扱う次元とかもえる。ルパンファミリーの銃器担当の次元はマグナム以外のものもたまに扱うんだけどそれがまた毎度かっけえからずるい。
・「ヤセール」という薬…あえていおう、楽して痩せようという発想が既にデブなのだ!というのがついったーでまわってきました。真理。

・何故一部屋に男三人でくつろいでるのか笑
たぶんひとり一部屋とってて、今夜の予定の話をするからルパンの部屋にいたんだろうけど、だとしたら次元は他人の部屋のベッドに寝転がるとかおまえちょ しかも靴履いたまま。 親しき仲だけどさ。お互い気にもしないんだろうけどさ!

・不二子ちゃんはけして酒に弱くないと思うけど簡単に底を見せるような女じゃないのでほどほどで「酔っちゃった…」というコツを心得てるだけだと思うな@「不二子はあんま酒に強くないからね」
・ルパンひげ剃ってる。手足とか部分は濃いけど、つるっとしてるほうだと思うの全体的に。仕草がするするっとしてるからそういう印象なのかな。
・今回もルパンは不二子ちゃんとじげごえとの板挟みである。ここまでくるとルーティンだよね!懲りずによくやるよみんなして!
・今回のとっつぁんは不憫である。イギリスの不味い飯の更に臭い飯を食ってる上にルパン逮捕に動くこともできず留置所でぼんやりだもんね。
・ペッパーとドーヴァー警部。ドーヴァーは英仏海峡の名前だからわかるとして、これ元ネタあるのかしらん。あ…「ペッパー警部」っていうあの歌?ピンクレディ?だっけ。
・ロンドン塔て鴎外…漱石?の『倫敦塔』のイメージしかないから拷問部屋とかそういう感じばっかかと思ってたらふつうに美術館としても使用されてるぽく描写されてて、どっちなんだろうと思った。わたしの勉強不足ですな。実際どうなのか旅行のガイドブックでも繰ってみるか。
・不二子ちゃんが短気を起こすの珍しい。いつも短気を起こしたふり、が多い気がしてる。
・五右ヱ門は近・中距離戦闘で無双なのでしんがりが多い。「ここは任せて先に行け」とか毎度心強いわぁ…

・次元と五右ヱ門はたまに不二子ちゃんを出し抜いてお宝を手元に残すのに成功するんだけど、あれはちゃんと三等分されるんだろうか…お宝をさばくルートは不二子ちゃんがいちばん確立してる気がする。ルパンはあんま売ったりしないイメージ。取引や駆け引きに使う感じがつよい。あとコレクション。
次元の知り合いとルートはほぼ過去の殺し屋同士、用心棒仲間、銃器関連なので、商人相手のルートが細いイメージ。でかい宝はさばけなさそう。
五右ヱ門はほんと金を何につかってるのか。あと五右ヱ門がお宝の買い手を見つけるイメージがない笑
やっぱりルパンがさばいてるのかなぁ…そうだろうなぁ…


48話「非常ベルにルパンは笑う」
・典型的ミッション・インポッシブルでだいすきです。
・ルパン一味がうまくとっつぁんを振りまわした話。
・ねむそーでヒマそーなとっつぁんがルパンからの電話に「景気はどうだい?」「まーぼちぼちだな…」と返すのにわらった。

・ドライブのBGMは、ルパンはロック、次元はクラシック、五右ヱ門は演歌。とっつぁんは浪花節!
ルパンは新しもの好きな感じなのでロックが特別すきとかいうんじゃなさそうだなぁと勝手に思った。
あと次元はクラシックよりむしろジャズじゃないかなとか。

・便所のスッポンを使ってミッション・インポシブルすると誰が思っただろうか。
・次元はその仕事着でいつもの帽子はどうなのか。
・不二子ちゃんがお着物とかめずらしいふつくしい。

・いつもならこんな川で粘らないで、死体があがらないならやっぱり銀行に違いない!ってとっつぁんは飛んでくイメージがあるんですが。今回悩みつつも川に踏み止まったのはやっぱり血を見たからなのかな。
何度も銀行に電話をかけて繰り返し金庫の安否を確認し、警備員に見に行って貰い、それで何事もない…というのをため息と共に認めるのは、ルパンへの疑いもあるけど、川から死体があがるなんて思いたくないからってのが大きかったんだろうなと。
「やはり川の底か…」と呟いて徹夜の疲労とともにハンドルに頭をもたせて項垂れるとっつぁん。ちょ ルパンこれ見ろよおまえ悪いことするなぁ…!
そして「ルパンたちがあがりました!」という部下の報告にとんでくとっつぁん。あの「る、ルパン…!」の叫びをきけよルパンおまえほんとに悪いやつだなぁ!

・007ぽい音楽(笑
・双方徹夜明けですれ違うルパン一味ととっつぁんの車。対比することで明暗はっきり分かれてる。
・ところで翌朝まで待機組の不二子ちゃんと五右ヱ門。もう寝るだけで寝まきで髪をとかしてる不二子ちゃんの部屋にいつもどおりの顔でいる五右ヱ門おまえ。レディの寝室だろ!いや明日のことについて最後の打ち合わせしてたんだと思いますけども。
・あのルパンと次元が入ってた箱にダービーの売上全部は入らないと思うの。


49話「可愛い女には毒がある」
・しょっぱなから、ごめん…ザクリーヌ、美人?
いや癖のある女だとは思うよ。そこが毒にも魅力にもなってるんだろうけど。たおやかで陰のある未亡人ってわけでも、肉感的な美女ってわけでもないし。したたかものっぽさは存分に出てたけど。

・足をやられてしばらく滞在した次元を堂々無視するリア充っぷりのルパンとザクリーヌ。リア充爆発しろ!!!!!!!!!といいたくなるwww あれは次元、怒ってもいいよ…笑
・ボクシングの場面が無駄に力入ってたんだけど何の伏線でもなくて僕は、私は、俺は…
時代を感じる描写盛りだくさんだった。昔のスポ根アニメの感じ。

・ルパンが「俺は本気だったぜ」ってザクリーヌにいうんだけど、ほんと恋多き男だよね。死なれたり死なせたりしつつも「女」という生き物を愛することをやめないルパンは結構粋な男だと思うんだ。勿論かなりのエゴイストでもある。だがエゴがなくて恋が出来るか。
ルパンはロマンチストじゃないんだけど女性相手に雰囲気を大事にすることも忘れないので、かなり女たらす成功率高いと思うんだ。愛嬌のある二枚目半~三枚目って、いとおしいよね… 
その二枚目半~三枚目が、時によってロマンチックなムードを出して二枚目半に、時には道化の三枚目になってくれるって、わかってる女としてはたまんないと思うんだけど、どうか。
ルパンが不二子ちゃんを愛するのは、彼女が「女」というものの化身の如く「女らしい」からだと思った。したたかで、秘密があって、我が儘なところが却っていじらしい。利害によって裏切るけど、彼女たちは自分自身に嘘をつかない。それをどんだけ許せるかは自分の器次第。

・仔猫をww蹴るなwww
金眼の猫。なんだろう種類は。
・名乗らないうちから「ザクリーヌ」「よかったわ、ルパン」と呼び合うふたりは、実は狐と狸の化かし合いで、最初からなにもかもわかってて恋愛ごっこしてたと思うんだ。本気の駆け引きを仕掛けてたんじゃないかなぁって。ルパンだってザクリーヌがボスだとまでは思わずとも、それに近いものだとは予想してただろうし。
・不二子ちゃんが人質にとられて次元と五右ヱ門が動くってのがまた。普段の諍いも有事では置いておくのが当たり前なんだね、仲間だね。
・次元がとっつぁんに化けるの珍しい。とっつぁんはルパンは見抜けるのに次元だと「誰だ貴様」となるのがおもしろい。
・ルパンは仲間たちに発信器か盗聴器でもつけてるんじゃないかと勘繰った。不二子ちゃんが浚われたこと以外の事情に既に通じてたから。
・非情な結末でした。が、やられたことをやり返す、ハードでドライなルパンの話もすきです。


50・51話「私が愛したルパン」前後編
・この話は序盤のお仕事部分以外ずっとルパンがシリアスモード。
・冒頭の墓暴きの場面は前編Bパートにつながります。
たぶん棺の中の花は枯れてなかったことからドライフラワーだと思うんだけど、それがまたコーネリアを暗示しているようで…もう死んでいるから二度と枯れない花。鮮やかだけど命はない。

≪前編≫
・ルパンの腕時計ってたいてい妙な仕込みがしてある改造品だから、今回みたくはっきりみえてメーカーの名前も見えてもブランド物って感じがしない笑
・細かいとこだけどエレベーターで片膝ついて待機してる五右ヱ門かっけえ
・とっつぁんに待ち伏せされてライトで照らされるあのカット、まんまOPだよね
・不二子ちゃんが運転しつつ歌ってる鼻歌がこれまたOP
・スナイパー次元かっけえなぁ
・「…とすると」「お化け」で寸暇もおかずダッシュで逃げる次元にワロタ まぁ打つ手なしだよね!次元と五右ヱ門は勝手に感覚重視の二人組だと思ってるんだけど、君子危うきに近寄らずを絵に描いたような感じだよね、オカルト関連はいつも。正しい態度だと思う。
「おい待て次元どこへ行く」「プライドが傷付くようなこといわせるな」「逃げるのか」「他になにが出来る?」ワロタ
・次元がちゃかすのをルパンが怒るのが、若き日の苦くも真摯な思い出なんだろうな、って。

≪後編≫
・コックローチがどアップで痙攣してるのでちょっとウッとなる。
・コーネリアと不二子ちゃんの対話。コーネリア、何故そんな、扉から半分だけ顔をのぞかせるとか、B級のホラーのような真似をwww ここはちょっとわらった。そんな場面じゃないと知りつつわらった。
・瞑目して十字を切ってるルパンが、やっぱりそんな場合じゃないと思いつつかわいい。

・とっつぁんはルパン絡み以外では結構こわいもの多いと思うんだな。
どっか別の回でも高所恐怖症とかスピード恐怖症とか言及されてたし。墓場でお化けをこわがるとっつぁんがふつうのひとっぽくて。
あと棺桶から起き上がる死人に不二子ちゃんが本気で恐れ戦くのも珍しかった。動転したあまりよりによって次元に抱きつくとか笑
次元が「悪い気はしねぇが、今そんな場合じゃねぇ」ってちょっと笑いつついってるのがまたいい。

・コーネリアがまたこう、ナチス復活させたいマッドサイエンティストが親父なのに、世間ずれしてない良い娘ぽいのがね…繊細で優しい、二心のなさそうな娘じゃないか。
・ルパンを撃てずに逡巡するコーネリアを撃つ次元。「恨むなよルパン。撃たなきゃお前が撃たれてたんだ」 それに対してことばもないルパンの様子が、ねぇ…
・崩れてしまうドクター・ゼルとコーネリアの姿がちょうこわかった…ホント…
・酷いことをいうかもしれないけど、何も知らずに誰かを恨んで生きてるふりをしてるよりも、思い出してゆっくり眠ってほしいと思いました。
・今回の功労賞は墓守のセルジオ。ルパンを助け出し不二子のもとへ行かせて逃がし、巻き込まれたとっつぁんを拾って崩落のなかを背負って出てくる。おいおい。
・複雑な味わいの話でした。おもしろい、以上に、こわかった。でもルパンが仲間たちの前では普段通りだけど、それ以外で静かというかシリアスなのが観てるこっちにはわかって、色々どきどきしました。不安感を煽られるほうのどきどき。
ふううこわかったああ……!

後味がアレなんですけど今日はここで打ち止め!
次の話からはOPとEDが変わるぞー
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