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arma o santo

ルパン三世(主にアニメ2nd)の感想を淡々と上げてゆく感想置き場です。たまに二次創作があります。原作はまだ読めてません。4期決定おめでとう!Twitter / lapeirousia

2025'05.04.Sun
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2012'03.23.Fri
他のひとに借りられてて感想が歯抜けになってる19~24話に気付いたけど今日は復習でこれ観たから58話の感想です。
この感想長い長い。
すげーすき!っていう認識はあんまないんですが、気付くと長々語ってるので、もしやすきなのかもしれない。
そうでなくても語り甲斐がある。

58話「国境は別れの顔」

3/25:ちょっと追記






58話「国境は別れの顔」
・兎も角この話は次元につきる。
渋い、かっけぇ、あの優しさに撃ち抜かれた、etc…と感想をきいて、観てみた。うん、これは…惚れちゃうなぁ…
一味に限らず、ルパン作品に限らず、色恋沙汰の話はすきだけど無性に照れ臭くもなるので、この話もご多分に漏れず照れ臭い。
大体次元のロマンス話というのがもうね。照れる。
次元+女=女の死、とかひどいこと極まりないこといってますけど、それもこれも、女が死ななきゃロマンスに終止符が打てないくらいメロドラマも真っ青の展開とかっけぇ去り方を見せつける次元がいけない。
あ、この話は上記の方程式に当てはまらない!
モニカが次元に惚れてなかったからかしらん。

・ソ連が舞台。冷戦下っていう時代を感じさせますな。
自由主義経済だって、資本主義だって、そんないいことずくめじゃないさ、って次元がモニカに皮肉るんだけど、籠の鳥は外を目指して羽ばたかずにはいられないよね、羽根があるんだから。籠の外に適応できず死んでも、外に出れずに歌うだけはもう御免、っていう性分のモニカ、いいと思う。
あの「アメリカに何がある」「自由があるわ」っていう遣り取りで次元はモニカのそういう芯の部分を、レールを外れて生きる裏街道の自分を重ねても重ねなくても、好感を持ったんじゃないかと想像してみたんだけど、どうか。
あと冷戦下の西と東とか、「『自由』って言葉は壁の向こうの言葉でな。知らないものは懐かしくもならない」っていうどっかの誰かの台詞を思い出す。

・次元の腕負傷率ェ…
雪の上に血が滲んでくのが、いつにない生々しさだ。毎度撃たれても血の描写がほとんどないからね。
ここいらへんのルパンと次元の遣り取りがすき。
「今助けに行く!」「馬鹿いうな。お前まで捕まっちまう」「けど」「お前は五右ヱ門の待ってるところへ行け」「…わかった。必ず助けに来るからな!」「ああ、また会おうぜ」
ルパンがねぇ、結構必死なんですよ。
必死っていうか、懸命っていうか。自分が次元の立場だったらへらっと笑って同じこと言ったろうに。
次元が不敵っていうよりにやっと楽しげに笑って、「また会おうぜ、ルパン」っていうのもなぁ。
ここいらへんの遣り取りみると、ほんと、相棒なんだな、って思います。

・「俺の相棒はいつまでもこんなところでグズグズしてるほどドジじゃない」「あなたは違うけど?」「冗談のきつい女だ」
次元はルパンほどおしゃべりじゃないけど五右ヱ門ほど無口を自分に課してもなく、こういう軽口憎まれ口をぽんぽん遣り取りするの、実は楽しくてすきな性質だろうな、と何となく思った。ちょっと楽しそうだったので。

・「女に裏切られたことでもあるの?」「裏切らない女がいたらお目にかかりたいもんだね」
不二子ちゃんと長年付き合ってるから実感こもってるねぇ…
26話「バラとピストル」で見事に女に騙されてるという前歴もあるしねぇ…
でも騙してない女とのロマンスだってあるじゃない、とこれより先の話だけどいいたい。
ていうか次元の渡世じゃ裏切らない女も男も滅多にいないと思うよ!前身が殺し屋で今が泥棒だもんね。
「とりあえずこの国を出たいのは一緒」だという利害が一致してるとわかってからのものわかりのよさ。

・逃避行のターン!
「飛行機でひとっとび、なんて思うほど甘くないと知ってる」モニカ。
現実的だね。でも「海の向こうの自由」なんてものには憧れるんだね。

余談だけど、個人的には「アメリカ」は「海の向こうの自由」という「幻想」だと思ってる。「理想郷」というか。実際にはないものをみなであると思って、あると思いたくて、実際の「アメリカ」をないがしろにして、その為ただの掃き溜めにしてしまう。それが新大陸発見から冷戦後までの、変わることのない人々の共通幻想で愚かしさだと。だから嘘みたいな「アメリカンドリーム」はあるし、嘘だからまばゆくてきらきらしてる。海の向こうの夢の国。実は海に浮かぶただの蜃気楼。
でも、だから悪いってんじゃないんです。甘い夢はそうで、いいんです。

その自由という幻想については上記でもいった次元とモニカの問答に今回は終始するかなって感じて、あそこらへんの遣り取りがすきなのはそれもある。
「アメリカに何があるんだ」「自由があるわ」「金のあるやつにはな」「ジャズ、ロック、ミュージカル、ディスコ、最新のファッション。何でもあるわ」「それにギャング、セックス、麻薬、暴力、核兵器。何でもあるさ」
そういや次元は主にアメリカで活動してた殺し屋だったな。裏側は嫌というほど見てるのか。

・その頃のルパンたち。
珍しいと思う。一味勢揃いしてるのに、作戦実行班がルパンと次元だけなのって。
逃亡ルートの確保を五右ヱ門がやってたぽいので(「お前は五右ヱ門の待ってる場所に行け」の次元の台詞うんぬん)、不二子ちゃんは何してたんだろ。ただ待ってるとは思えないんだけど、彼女の性格的に。
五右ヱ門と一緒に退路を確保する班かな。

「こーんな偽物掴まされた挙句に次元まで捕まっちまって」「次元はまだ捕まっていないようだ」「このオーロラの雫、偽物?次元が裏切って本物を持ち逃げしてたりして」「次元はお主とは違う!」
不二子ちゃんのあれは軽口の類だと思ってるんだけど(次元がお宝目当てで抜け駆けしたことってないだろう)、
五右ヱ門が冗談をいってる場合じゃないとばかりに一喝するので、安否も行方も掴めてない余裕のなさっぽいのが垣間見れてたのしい。終始上の空なルパンもいい。

次元は相棒が糸の切れた風船みたいにふらふらしてるのを、大人らしく気楽に放任して、たまに有事に焦って捕まえようとして、たまに愛想が尽きたとばかりにこれみよがしに呆れてみせて、
それでもルパン風船がふわふわ遠ざかったり手の届くとこにおりてきたりするのを、振りまわされつつ苦笑して満喫してるっぽいんだけど、
ルパンは安否の知れない相棒に対してそこまで楽観できないぽいのが、慣れの違いかなと。

まぁ次元が怪我してソ連の国家警察に捕まってると思ったらそりゃ心配にもなるわ。拷問も処刑もなんでもござれだもんな。おそろしあ様マジおそろしあ。

次元がルパンのほとんどを放っておくように、ルパンも相棒たちへは大人らしくかなり放任なんだけど、どっかで居場所つかんでたり動向知ってたりする節があるっていうか、部下じゃないけど「お前らは、俺の」っていう感じがなんとなくある気がするっていうか…端的にいうと、仲間の安否が知れなくてどことなく落ちつかない感じのルパンに、もえた。
「お前らは、俺の」って、所有物じゃなくてもだと思う。とっつぁんに対するアレとおんなじ。「いないとつまんない」。
だから、いろ。いてくれるだろ?勿論いるよな。いてくれると思ってんよ。お前さんってばそういうやつだって、俺様ちゃーんとお見通しなんだから。…そういう感じ。

・「また借りが出来ちまったな」「あなたと私の間に貸し借りなんてないわ。私にはあなたが必要なのよ」
現状、運命共同体だもんね。
モニカは多少言葉に色をつけてるとしても、次元に嘘いってない気がする。含み事、企み事、隠し事はあれど、嘘はない。まったく女ってやつは!
その最たるものが不二子ちゃん。ルパンが不二子ちゃんをかわいく思ってしまうの、わかる気がするなぁ…

・逃避行で掘っ立て小屋で一夜を明かした次元とモニカ
ここでの自由についての問答はもう挙げたんだけど、
モニカがちゅーで次元を起こすのはどうしたことだ。
あったんか!何かあったんか!
いいんですよ、偽造パスポートとはいえ夫婦なんだから。夫婦なんだから!
にやにやしました。
いや、なんもなかった公算のが高いですけど。いつ国家警察が扉突き破ってくるか知れない、気が張ってる逃避行中なんだし。(だからこそつり橋効果でやっちまえよ…)(あら失敬)
起きたときしっかり着こんでたから、ないのかなー(いや例え何かあってもだな、あの掘っ立て小屋では着こんで寝ないと隙間風が寒そうでな、つまり何かあったとしてもいいわけでな…)(しつこい)
まぁ正直どっちでもいいです。というかむしろ、なかったと思う。
理由は特にないですけど、一線越えてたらこの後の二人もっと要所要所で態度違ったろう。

・警戒の厳しいドイツ方面を避け、オーストリア方面の国境越えを目指す二人。
徒歩だったり車に乗せてもらったり。実に地道。
この行程にどんだけの日数かかってるのかはわかんないですが。けっこう話すことあったんじゃないか。国境越えた後の待ち合わせ場所の打ち合わせもしてたし。
それはそうと、なんで待ち合わせ場所が遊園地だったのか。なんでそこを合流地点にしようとしたのか。どうして遊園地の話なんか出たのか。おまいらどんな話したんだ。
上記の「アメリカ」論の、「海の向こうの夢の国」がまさに「遊園地」なので、共産圏を脱出して自由な国を目指した帰結として、すごく納得するけども。

・モニカを逃がすために自分は捕まる次元
骨の髄までレディファーストだね、次元。相当腰の据わったハードボイルドだよ。土壇場で、「女は守るもの」なんだな。
不二子ちゃんにけんつくしつつ窮地に陥ってると助けてしまうのは、ルパンの存在もあるけど、次元の「男の美学」の中には「女は守るもの」って項目が確実にあるんだろうな。ここまでくるとご立派だよ、ホント。不二子ちゃんにまで適用されるんだから、徹底してる。
だから次元はロマンス話が多いんだろうなぁ…
呆れたね!といいつつ、まったくもってこれだから、すきだ。
捕まる=即銃殺、って…ホントおそろしあ。

・「待ってるわ、次元」「デートの約束なんて、俺にはとても似合わねぇ」
ああデートだねぇ遊園地だもんね待ち合わせ場所。まったくとんだ色男だわ…

・ところで次元がルパンルパンうるさい(笑
「俺の相棒はまだこんなところにいるほどドジじゃない」もそうだし、
国境越えのときの「俺が女と心中するだなんて、ルパンが知ったらどんな顔をするか見物だな」とか、
いざ銃殺のときの「あばよ、ルパン」は、もうそれ遺言だし。

逃避行中どんな話をしたにしろ、モニカとしゃべってて、最初は「俺の相棒」だったのが後半「ルパンが」になってるあたり、「あなたの相棒ってどんなひと」みたいな話もしたんだろうか。稼業の話は詳しくしないと踏んでるので、人物評みたいな当たり障りのないものは世間話ついでにしゃべってもおかしくないと思ってるんだけど。

いや別にそういう話はしないでお互いに踏み込まない関係でも、らしくていいんだけど。
心中うんぬんはひとりごとぽくもあるし。

・土壇場で助けに来たルパンに憎まれ口を叩く次元
「ありがとう、スパシーボ!ってこんなときにいうんじゃなーい?」「…誰が。やっとそのモンキー面からおさらばできると思ったってのによ」
五右ヱ門が誰かと一緒だったのかって訊いても無言で返すあたりがね。

・本物の「オーロラの雫」を盗んでいたモニカ
モニカの幸運は、亡命決行直前に「ルパン一味がオーロラの雫を盗みだした」、こと。
対外的にはあれはルパンたちが盗んだことになってるはず。だから国家警察は血眼でルパンたちを探したはずで、一味に追手がかかったはずで、そのひとりの次元と一緒に逃げてるモニカも追われたけど、追手の大半はあくまで本命の「ルパン」を追ってたんじゃないか。
何がいいたいのかって、「ただの亡命者」のモニカにはいい目くらましになったんじゃないか、ってこと。
まぁルパンたちは早々に脱出してベルリンのアジトで次元を待ってたみたいだから、一味の中で唯一ちまちま徒歩や相乗りで共産圏内を逃げてた次元(とモニカ)に追手が集中してたとしたら、目くらましにはなってないけども。

・遊園地での待ち合わせ
そこでモニカが次元を運び屋として利用したことが明らかになるわけです。銃をつきつけるモニカ。笑う次元。見上げるとひとつ上のゴンドラからモニカを狙っているルパンの銃口。
負けたわ、と潔いモニカ。
モニカが一貫してシビアで割り切りがいいのがすっきり観てられる一因ですよね。自由への憧れはあれど、態度が常に冷静沈着。

・「あんたは俺を二度助けた。一度は雪のモスクワで。一度は鉄橋で。俺は一度、国境を越えるときにあんたを助けた。そして、これで貸し借りなしだ」
そういって自分を騙していたモニカにオーロラの雫を渡す次元。
信じられない、という顔をするモニカに、ただにやりと「思い出深い逃避行だったな」と笑う。

これがねー、またねー
ずるいですよねー

とっつぁんがルパンを「あばよの男」と評したことがあるんだけど、次元も定義は違うかもしれないけど、「あばよの男」だと思う次第です。
なんていうか、去り際がうまい。心に残る別れかたをする。
あんなかっけえ別れかたされたら、そりゃ未練残るよ。引きずるよ。実際引きずっちゃった女性いるもん…(とこの先の回の話をする)

「貸し借り」については前述の「あなたと私の間に貸し借りなんてないわ、私にはあなたが必要なのよ」で決着がついてるというのに、
実際、次元がいなければモニカは亡命に失敗していただろうに、
それでも敢えて「貸し借り」を持ち出す次元に、
優しすぎて毒だ、と思いました。
はぁ、もう、ホント…
ここまでの優しさは毒です。
参った…

・オーロラの雫をあげてしまった次元に絡むルパン
「不二子ちゃんにあげるつもりだったのに」「どこがいいんだ、あんな女」「えーどこってたまに裏切るけどそこがまたかわいい…」「へっ。羨ましいよ、お前が」

自嘲がなければ「羨ましい」なんてことばは出てこないと思ってしまった。
いやどうだろう…
その台詞に、「自身で思ってるより裏切りにダメージ受けてる自分」を揶揄する次元を垣間見る気がして、ちょっと来るものがあるんだけど。
もしそうなら、その揶揄の、自嘲とさり気ない諦観のなんと苦いこと。
「そんなもんだって、わかってたろ」って自分にいい聞かせてる次元プライスレス。

ルパンはオーロラの雫が偽物だとわかった時点で、そして次元と一緒に逃げてる誰かがプリマのモニカだとわかった時点で、モニカが持ち逃げしたのだと薄々勘付いてたか否か。
勘付いてなければ、遊園地についてこないか。
モニカが次元を運び屋にした、ということまで気付いてなくとも、オーロラの雫の在処はモニカが知っている、とはどっかの時点でわかったんだろうな。

何がいいたいかって、ルパンはどっかで次元がお宝をモニカに渡すことになるのをわかってたんじゃないか。
あの怒りかたが、なんか、わざと拗ねてみせてるっていうか、次元に気を遣ってる(ようにばれないように気を遣ってる)っていうか、
あげちまうなんてお前はバカだ、ってオーバーリアクションしてみせてるっていうか。

次元もそのオーバーリアクションに薄々気付いてて何もいわない感じが…
いやもうそうですけども。

道化てみせてるルパンが、次元がいつもの調子で揶揄してみせられるようにしてあげてる、感じがしました。
その遣り取りにちょっと考えに沈んで上の空っぽい次元に、
「なにが女嫌いだ、お前ただのロマンチストだ」っていう、
その言葉がつまり、そういうことなんだろうなって。

裏切りには慣れてるの込みで痩せ我慢しちゃうけど、どっかで傷付いてる相棒に、
気にするななんていわないで「いつもののろけ」でおどけてみせるような。

次元は実際、一味でいちばんロマンチストだと思う。
五右ヱ門は女性に免疫ないっていうか剣一筋だから恋愛観どうこういえないけど。二人とも「かくあるべし」みたいな像があるのは同じだけども。
次元は自分がロマンチストだってのをわかっててクールに振る舞おうとしてる節があるので、余計に。


だいぶ長くなった。とうとう一話でひとつ記事つかってしまって、これからの感想どうすればいいんだと途方に暮れます。
関係ない語りがだいぶ入ってる気がする…
短くまとめる語りが出来るひとが、「羨ましいよ」!


----------

ちょこっと追記。

・BGMで「白鳥の湖」がかかる
それとモニカがプリマだっていうことから個人的にモニカは「籠の鳥」イメージなんだろうなぁと気付いた。

・何故モニカは次元に運び屋をやらせたか
自分で持ってたんじゃ駄目だったのか?
駄目だったかもしれない。

「オーロラの雫」を盗んだ犯人一味として次元が追われてて、その連れとして+亡命者としてモニカも追われてて、もしボディチェックされたら普通に持ってたりしたら気付かれたろう、っていう。
その点、怪我の包帯の中だったら、「捕まえた宝石泥棒の怪我の手当て?ソ連の国家警察にそんなサービスないよ!」みたいな感じで触れられたりしない可能性高いんじゃ。
へたりあのろっさまの「〇〇?ロシアにそんなサービスないよ!」と笑顔でいうあのイメージがつよすぎる笑

でも捕まえた次元がすぐさま銃殺刑だったから、あれっ「宝石はどこへやったー」とか尋問もなし?とは思った。単純に亡命者と見なされて追われてたわけじゃないのに。
もしかしたら本編に映されてないだけでボディチェックと持ち物検査と簡単な尋問と「へっ知らねぇなそんなもん」みたいな遣り取りあったんだろうか。

モニカが次元を利用するメリットみたいなのを考えてたんです。

怪我で朦朧としてるところを助ける→怪我の手当てをする+宝石を包帯の中に隠す、ここまでは見ず知らずの男だろうに。しかも怪我して国家警察に追われてたから下手すれば足手まといもいいところ。
でも後ろ暗いところがあって国外に出たいのなら、それこそ死に物狂いで協力して確実に亡命してくれると踏んだんだろうか。そういう意味では弱みにつけこんだ的な意味ですごく納得できるんだけど。

次元を見てすぐにルパンの一味だと気付いたのなら一連の行動がより納得できるかな…
・名の通った一味なので亡命の際に足手まといになることはない(実力的な意味でも度胸的な意味でも)
・それどころか腕っ節の面もあるし国家警察をうまく煙に巻くことが出来るかもしれない
・可能性は低いけど一味が次元を助けに来てくれるかもしれないから助けて手当てして恩を売っておいて悪いことはない
・「オーロラの雫」を盗んだのはルパン一味、ということになってる。つまり、モニカはいざとなれば国家警察に次元を売れる。でも宝石は次元が持ってるのでこれはよっぽど最後の手段。

たとえば最後の手段をとるときとはどんな場合か…
例:二人一緒に捕まる
→ボディチェックと持ち物没収
→牢にでも放り込まれる
→どうしようかとかあなたの仲間は助けに来ないのとかここまでかとか、まぁなんでもいいけど当たり障りのない話をする
→その話の延長で、或いはまったく脈絡なくても、「もし処刑されるのならこれが最後だから」「国家警察は怪我の心配なんてしてくれるほど優しくないから」「手持ち無沙汰だから」包帯を替える。
→二人一緒に銃殺でも、別々に尋問でも、ともかく牢から出される
→モニカ、裏切る「わたしはこの男に脅されて人質としてここまで連れてこられただけなんです」「なるほど有名なプリマのあなたになら人質の価値があると踏んだのですな。簡単な事情聴取の後、釈放!」

こんなのどうかな!まぁここまでうまくいくかどうかわかりませんが。

次元はモニカに裏切られても口裏合わせると思うんだこの場合。宝石うんぬんを知らない場合は。
「どうせ二人とも殺されちまうが、あんたは死ぬことはない、俺に無理矢理連れてこられたといえば済む」とかいいそうじゃありませんか、なんとなく。
これならモニカは宝石を手中にできて、また亡命の機会を伺えばいい。

たいぶ話ずれた。
いろいろ考えてみましたけど、うん、まぁぜんぶ後付けだな!笑
ちょっとのつもりが大分長くなった。
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