arma o santo
ルパン三世(主にアニメ2nd)の感想を淡々と上げてゆく感想置き場です。たまに二次創作があります。原作はまだ読めてません。4期決定おめでとう!
2012'03.19.Mon
洋画の「シャーロックホームズ」観たんですが、相棒、コンビってすっごいもえるなぁ…と思ってたら、放送版の吹替えでアイリーンがみゆきちさん=不二子ちゃんだった…
しかも今回のアイリーンの役どころがまるで不二子ちゃん。
にこにこしながら観てました。いや別に、ホームズさんとワトソンさんがルパン次元或いは五右ヱ門に置き換えられるってわけではないのですが。
とりあえずそれは置いといて感想。
52話「エマニエルは天使のささやき」
53話「狂気のファントマ・マークⅢ」
54話「半七刑事 十年目の約束」
55話「花吹雪 謎の五人衆(前)」
56話「花吹雪 謎の五人衆(後)」
57話「コンピューターかルパンか」
しかも今回のアイリーンの役どころがまるで不二子ちゃん。
にこにこしながら観てました。いや別に、ホームズさんとワトソンさんがルパン次元或いは五右ヱ門に置き換えられるってわけではないのですが。
とりあえずそれは置いといて感想。
52話「エマニエルは天使のささやき」
53話「狂気のファントマ・マークⅢ」
54話「半七刑事 十年目の約束」
55話「花吹雪 謎の五人衆(前)」
56話「花吹雪 謎の五人衆(後)」
57話「コンピューターかルパンか」
52話「エマニエルは天使のささやき」
・不二子ちゃんよりも常に先手でお色気作戦敢行してゆくエマニエル。
・「ピンクの脳細胞」って! ポワロは「灰色の脳細胞」が口癖だったけども
・あとコスプレパーティ?の衣装はほとんど何も隠れてないと思うの
・初対面でのルパンVSエマニエルのやり取りが綱渡りですてき
・何のためらいもなく、裏切った男を「一度裏切ったら何度でも裏切るわ」と殺し、自分を狙う不二子をルパンに「殺せ」と命じ(しかもその女を不二子だと教えない)、ルパンが死んでもほぼ使い捨てというエマニエルおそろしす。
・ルパンと踊り子に化けた不二子ちゃんの撃ちあい。ルパンはとりあえず捕まえて、エマニエルを狙うのは何故なのか、誰かに雇われたのか訊こうと思ってたんじゃないかと仮定してるんですが。
ところで不二子ちゃんを助けたのは彼女の子飼いの手下か何かなのか。そこらへん何の説明もなかったから、不二子ちゃんがそういうのを引っかけてるとか、手下がいるとか、そういうのちょっと知りたくなった。いつも完全にフリーで仕事してるとは思えなくて。協力者なり独自のルートなりがルパン一味以外にも、多少なりともあるんじゃないかと。
・「女は殺したの?」「逃がした…」
問答無用でルパンに平手打ちを見舞うエマニエル。あまりの勢いに思わずルパンが銃を取り出すほど。そこでふと笑みをみせ、手を差し出すエマニエル。銃と手を見比べて、銃を仕舞ってエマニエルの手の甲に口づけるルパン。
エマニエルまじ女王様が堂に入り過ぎ!この堂々たる女主人っぷり半端ない。
・積み木崩しになってる遺跡とか鬼畜なつくりだ
・昔の若返りとか不老の秘薬ってだいたい当時最先端の媚薬だったりする。回春剤というか。酒、チョコレート、薬草、煙草の葉、…
・キャットファイトをさらっと見守るルパン。好きで騙されてるルパンは裏切られても堪えないよね…相棒たちはいい迷惑っぽいことしきりだけども。
・ところでとっつぁんに色仕掛けしてるエマニエルに、にやにやしてしまった。サンオイル塗って?だなんてベタにもほどがあるがそこがいい。とっつぁんが終始目を逸らしてるのがまた。
53話「狂気のファントマ・マークⅢ」
・今回もしかしたらまるっきり巻き込まれただけかもしれない不二子ちゃん。ルビー盗んだ経緯がわからないからね。
・今回の話はともかく冒頭のルパンと次元のチャンネル争いにぜんぶ持ってかれた。なんでリモコンふたつでテレビひとつなの!ていうかそんなに喧嘩するんならテレビもう一個買って来なさい!いや盗んできなさい笑
ルパンが奥さま劇場で、次元がマカロニウェスタン。
五右ヱ門が「また始まった」的な顔で黙ってるのがもう。でもよーいスタートの合図は五右ヱ門。
ルパン結構メロドラマすきだよなぁ。前も観てなかったか。ルパンは韓流ドラマも嫌いじゃないとみた。ベタな恋愛ものすきだとしたら月九とかも。でもラブコメはメロドラマとちょっと趣違うからどうなんだろう。
・宇宙に行ってまで盗みをするルパンと追いかけっこする不二子ちゃん、宇宙にまで追いかけては行けねェぞとぼやくとっつぁん(だが時間と段取りさえあれば算段整えて行ったかもしれない)、宇宙にまで仲間を助けにくる相棒たち。
・ファントマとルパンの対峙がいい感じ。負けを認めるルパンも。更に「私は約束はしない、命令するだけだ」のファントマがいい感じに独裁者。ここの遣り取りすきだなぁ。
・ところでファントマは水に沈んだ世界を手に入れてどうしようっていうのか。
・世界の危機に、米露が手を結んでやってくる、この感じが冷戦下の時代を感じさせますな
54話「半七刑事 十年目の約束」
・ちょっとばかしひっかかったところがあるんだけどいいだろうか。
半七さんは結局あの観音像を盗んだままなのかどうか。
ラストは定年退職して、足のリューマチに響かないあったかいところ=ハワイに移住した半七さんなんだろうけど。老後の生活の資金にしました、ってのは泥棒ならともかく、刑事で犯罪や盗人を憎んでた昔堅気の刑事としては、どうなんだろう。
とりあえずルパンを出し抜いてご満悦→上司たちの思惑を暴いて舞台を整える→観音像を送りつける、なのかな?観音像と一緒にレコーダーを送るだけだと証拠は握りつぶされて観音像だけ「実は盗られたふりをして守れていたのです」と開き直りされる可能性があるから。
いやあの上司たちがそこまで半七さんを蔑ろにするかっていうのはわかんないんですけど、もう半七さん退職してるならわざわざもういないひとの手柄にしてやる義理ないよね、とかって思いそうだなというか。
なので先に上司たちの鼻を明かしてから、ほとぼり冷まして観音像を送るつもりだったのかな、なんて。
・五右ヱ門の母親は観音を拝んでた。めもめも。
・仕事を下りるか乗るか、各々の判断に委ねてる感じがいいよね。
ただ次元は割と強制参加だよね。一回縛られて拉致されてなかったか。
五右ヱ門は用事や気分での不参加が多い気が。墓参りとかね。
不二子ちゃんは基本単独行動っていうか、特別に絆じみたものはあるのを否定しないけど、あくまでルパンたちとは馴れあわないでいる感じ。三回に一回は裏切り、二回に一回は出し抜こうとするのは、いつでも助けてあげるお仲間だなんて思わないでねっていう牽制にも見える。べったりしたくない感じというか。いや妄想ですが。
・とっつぁんが先達を立てる感じが珍しくていい。普段どんな国のお偉いさんでもあんなふうな態度で敬わないから笑
・後半の半七さんとルパンの捕物帳!
・ルパンと半七さんの過去話すてき。一文の得にもならない意地や強情を張るやつって、ルパンすきだよね。次元や五右ヱ門もそのタイプだもんね。一本筋が通った我が儘ってのを「誇り」とも呼ぶんじゃないだろうか。自分の責任が負える範囲において。
55・56話「花吹雪 謎の五人衆」(前後編)
・歌舞伎調に見得を切るのがもうすきですきで!
・こっちの前後編は、前の「私が愛したルパン」ほどこわい後味じゃないくて気楽に観れていい感じ。
≪前半≫
・不二子ちゃんが富士山の絵を集めてるのは、自分の名前がかかってるからかしらん
・今回の舞台は前回に引き続き日本か。ルパンが日本を舞台にしてると、とっつぁんが日本にいるんだなぁと思い、涙ちょちょぎれる。普段カップ麺が多そうな分、ちゃんと米と味噌汁と焼き魚のごはん食べてください…納豆とかおひたしとか肉じゃがとか…屋台のおでんとか!でも酒は控えめにね!(母親か)
・五人衆の名乗り。
・毎度のことながら、とっつぁんがルパンの好みを知りつくしてて、今回みたいな予告状を出してない場合でもそれとなく警戒にあたるのがいいなぁ。
・コックに化けて盗んだものをバケツにいれて外に出す次元。なるほど。
・「女の唇と浮世絵は盗んでみなけりゃわかんねぇもんだ」
・ルパンのアジトがみれるのでたのしい。次元が「ここには俺達が世界中から盗んで来た財宝がある。浮世絵より少なからず値の張る代物だって」っていってるので、金庫的な役割がつよいアジトなのかなぁ。そう思ってみると更にたのしい。
・ルパンと不二子ちゃんのキスシーンだ!と思ったら弁天菊子の変装だった。残念。でも不二子ちゃんだったらそう簡単にちゅーさせないのか。うん残念。
・日本での不二子ちゃんの豪邸がふしぎ。あんなに堂々と家構えてるのか。
・不二子ちゃんを縛った離れ屋に火をかけて去ってく白波五人衆まじ畜生な
・ここから五右ヱ門を懐柔するターン!
・「手裏剣、まさかり、鎖鎌、含み針、刀。それだけの装備で、電子ロックと次元とあんたに守られたルパンの宝に手をかけようとする、この心意気。こちとら女の為に盗んではいないがルパンは女に貢ぐ為。本当にあんたが刀にかけて、守るものか」「ご先祖様が泣くぜ」 五右ヱ門の弱いワードびしびし突いてきてますね!
でもそんな旧式装備で挑んできてるのは自分たちなんだから、それを自分でいっちゃあおしまいだと思いました。
そんなこといったら次元のリボルバーだってプロのガンマンとしては旧式極まりないし、五右ヱ門自身に至っては本気で刀一本だ。でもそれを理由に誰かに容赦してくれとはいわない。
≪後半≫
・五右ヱ門らしくない唐突な裏切りに戸惑いを隠せないルパン一味。
・五人衆の酒盛り。五右ヱ門はこの時点で既に後悔してるような気がする。
・ルパンVS五右ヱ門の対決が見もの。操られてじゃなくてでも、状況によって自分の意志で一騎打ちするのは一味にわりとあることなんですけど、どっちも殺すつもりになりきれないのに対決してるこの感じ…
「バラとピストル」ではルパンと次元が一騎打ちしましたが、今回のルパンと五右ヱ門の一騎打ちは、旧式武器なのに五右ヱ門圧倒的有利だなぁ、ということでした。近距離で銃弾を見切れる五右ヱ門が無双すぎる。
五右ヱ門に通じるとしたら搦め手で、それはルパン一流の口八丁や詐術だよなぁと思うので、相性としては対決の仕方による、のかな…
結局斬れなくて逃がしてしまう五右ヱ門。
ルパンが最初に撃った弾がつり橋をかすったのは、つり橋落として五右ヱ門を無効化させるつもりだったんじゃないかと想像してみる。
・「世界一の金持ちは今やルパン」
ええっほんとか。そりゃもっと本腰入れて捜査せねばならんよICPO。とっつぁんにもっと権限と給料あげるとか!毎度その国や地方でとっつぁんが話がうまく通ってないうちに捜査してることあるから笑
明らかになってない被害含めたら総資産いくらになるんだルパン。
・菊子のターン。
このお涙頂戴で更に五右ヱ門を騙すのがうまいよなぁ菊子…
もし騙してなかったらとってもいい別れと逃避行ですよね!
・ルパンと五右ヱ門の仲直りの殴り合い
介錯しようとするルパンと次元。作法知ってるんだなぁ
不二子ちゃんがすごく狼狽えるのが見物。自分が裏切ったのを一味にお仕置きされそうなときだってこんなに狼狽えない癖に!自分がどうこうしても(ルパンが自分を許すので)一味は揺るがないと思ってるけど、それ以外のメンバーがどうこうなりそうだと駄目っていうのは…こう…いいな。
次元が「放っておきな」と優しく笑って不二子ちゃんに煙草を差し出すシーンがすきすぎる。あ、マルボロだ。
切腹しようとする五右ヱ門の作法がすきです。あとルパンが首切るために五右ヱ門の髪をどけてうなじあらわにするところは一体何人の人間が前のめりになったことか…
・ルパンファミリーを突き崩すのに、白波五人衆の手段が秀逸だったと思う次第。
不二子ちゃんを人質にとり、五右ヱ門を親子関連のお涙頂戴で懐柔する。
次元はなぁ。なかなか難しいだろう。過去の人間関係つけば或いは。義理人情で迫って何らかの契約を結んでしまえばかなりいい線いくと思う。義理堅いので、契約結んだほうが裏切ったり最初から騙してたりしなければ、自分からは裏切れないぽいし。
でもこうやってバラバラにしても、土壇場で致命傷を外したり逃がしたり、切り札としてとっつぁんが参戦して来たりするから(笑) あんま意味ないですね!
・五右ヱ門を菊子の元へ活かせるときの、一味の愛銃がしっかり描写されてるので参考にしたい(何の)
行かせてしまってから仲間の恋愛沙汰を話題にするのがまた。
・「醒めてみれば簡単なこと」といってのける五右ヱ門。女には耐性ないから弱いけど、お涙頂戴にも弱いけど、騙されるのには慣れている。ここさらっとしてる五右ヱ門かっけえ
・ところで白波の四人は菊子が男だということを本当に知らなかったのか。
菊子が裏切ったふりで五右ヱ門を木曽路まで伴い抹殺する、というのが、人質にしてルパンから財宝を巻きあげるなんて作戦より成功率が高いと踏んで、もともとそういう計画だったのだろうか…と勘繰ったけど。菊子の独断専行なのかなやっぱり。
・最後の五人が見得を切るのがだいすきです
男たちの隈取りいいなぁ。
ルパンが案外いい見得。次元と不二子ちゃんは見得そのものの後の名乗りがいい。
五右ヱ門は流石に板についたもんだなぁ。
そして何故とっつぁんがいるのかと笑 いやいてくれてすごくうれしいんだけども!
57話「コンピューターかルパンか」
・とっつぁんがかっこよすぎてどうしよう
・魔が差すことってあるよね…な万引きをした少年をみる気持ちでとっつぁんを見てしまった。すぐ後悔してるし。
・いやもうとっつぁんがかっけぇんです(二回目)
五右ヱ門をザコ呼ばわりし、怒ったところを手錠をひと投げして無力化。
五右ヱ門の「えええ?」って顔にわらってしまう。
次に迎え撃った次元を百発百中の射撃で翻弄。足場を狙い、意識がそちらにいった瞬間にマグナムを狙って撃ち落とし、拾おうとするところを弾き飛ばして自分のテリトリーに誘い込み、相手の得物を足の下に押さえて銃を突き付ける。しかも最初の足場とマグナムに的中させるのを車を運転しながらやってのけてるっていう。おいおい…
原作銭さんは常にこれくらいのチートと聞いたんですが、凄まじすぎるだろ。
更にルパンの陽動を見破って、すぐに家から出て相棒救出に向かうルパンの背後をとるとか。おいおいおい。
ところでルパンの「とっつぁんに二人してこんなにしてやられちゃってみっともねぇったら」から銃を突き付けられて「と、とっつぁん!わ、俺もみっともねぇ」っていういいかたのかわいさプライスレス。山田さんのこういういいかた、絶対真似できないよなぁー…!
「ちょっと本気になればざっとこんなもんさ」からの男泣き。
今回に限ってはとっつぁんが勝ち誇るも当然の圧勝をみせつけられてしょぼんとなる一味かわいい。
・ルパン一味+とっつぁんの作戦会議の珍しさといったら!
・仲間たちが(表面上)離れてくなか、宿敵と見込んだ男が唯一傍に残るという。
・とっつぁんが今回の攻略の鍵だった。
警察官だから犯罪者としてデータをコンピューターに登録されておらず、最初に魔が差して投げ銭を万引きしてたから金庫を開けさせる詐術が仕掛けられた。
今回みたいなことがなかったらルパンはこれらを破れたかどうか。破れたとして、どうやったか。或いは、手を出そうとしたかどうか。
とか考えてみるのもたのしい。
・チェス盤の前に座って教授を待ってるルパン
この演出いいな。
「人間にはコンピューターにはないもの、つまり感情ってもんがあるんだぜ」
これは、一文銭を見て度を失って金庫に走ってしまった教授のことをいってるんだろうし、
思わず魔が差してそれをポケットに入れてしまったとっつぁんの心の動きのこともいってるんだろうな。
ここで欠片も一文銭がどうしてここにあるのかのネタばらしをしないルパンは、とっつぁんを警官のままでいさせるつもりなんだろうな。
・「とっつぁん安心しなよー、とっつぁんの取り分はちゃーんとあるから」といったルパンは一文銭を盗んで来てたか否か。
でも受け取らないってわかってそうだからなぁ。
とっつぁんの取り分としてじゃなくてもちゃんと盗んできてそうだけど。
・一個ずつ手に持って金庫から盗みだしては戻って来て…を繰り返してる一味がかわいい。地道だな!
・とっつぁん調子にムラありすぎ。昨日と今日は別の人、って。
かっこいいとっつぁんをみれて眼福でした!
ここまで!
次の話の感想がすごく長くなりそうなので一旦ここで切ります。また日を改めて。
PR
Post your Comment
the newest Report
calendar
profile
HN:
りつか
性別:
非公開
search