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arma o santo

ルパン三世(主にアニメ2nd)の感想を淡々と上げてゆく感想置き場です。たまに二次創作があります。原作はまだ読めてません。4期決定おめでとう!Twitter / lapeirousia

2025'05.04.Sun
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2012'04.11.Wed
だんだん感想が長くなりつつあるので簡潔にをこころがけてゆく。
観ながら感想書いてくとすごく細かいことも挙げてきたくなるので、観ないで記憶スケッチ。

67話「ルパンの大西遊記」
68話「カジノ島・逆転また逆転」
69話「とっつぁんの惚れた女」
70話「クラシック泥棒と九官鳥」
71話「ルパン対新撰組」
72話「スケートボード殺人事件」






67話「ルパンの大西遊記」
・これもけっこうなトンデモ話。
・とっつぁんのウエイトが「逮捕」より「ルパンたちの無事」にかかってる気がしたけど生きててくれないと逮捕もできないからね。
・ルパンが孫悟空、不二子ちゃんが三蔵法師、次元が沙悟浄、五右ヱ門が猪八戒、かな。
・金角と銀角(漢字これであってるかな)が巨大ロボで圧制を強いてた?のは何故か。ていうかあの巨大ロボはなんなのだ。外界と隔絶した異国じゃないのか。近代の西洋文明受け入れてるじゃないか。ってことはあの国への入り口は最後に爆発で塞がれたのだけじゃないんじゃないか。とか無粋なことは申しません(笑
・次元と五右ヱ門が駒として戦ってるのを目の前にして小声で「本気か?おまえら…」と訊くルパン。こっそり視線をやって、「まさか」「八百長」とさらっと答えるじげごえ。
・次元と五右ヱ門がひょうたんに吸い込まれて死んでしまった、と思ったルパンの嘆きよう。
・「逃げましょうよ」「いや…せめて骨くらいは拾って帰ってやらないとな」
・ひょうたんの中の酸に沈む骸骨をみて涙もろくなるルパン。とそこで次元のルパンを呼ぶ声。「わぁあしゃべるなぁああ」とおばけにびびるルパンがかわいくてな。じげごえはしたたかだなぁ。
・金を追って男三人を置き去りにいってしまう不二子ちゃんの浮かれよう。五右ヱ門の一言、「これだから女は…」笑
・ところで無事戻って来た一行を出待ちしてたとっつぁんの「まぁ今回は捕まえるのは勘弁してやろう。おまえらも無事命があったし、お年玉ということで」 これ、当時放送されてたのが正月過ぎだったりしたのか?と思ってWiki先生にきいてみたら、放送日が「1979年1月22日」。そういうことですか。


68話「カジノ島・逆転また逆転」
・まさか逆転するのがビルのほうだとは誰が思おうか。
・今作のヒロインはわりと「パパはお金持ちだけど世間知らずのお嬢さん」なんだけど、なんか、ルパンとのロマンスとかで昨今のテレビシリーズを彷彿とさせる感じ。
ルパンが彼女を父親には「娘は可哀相に、お前が死なせたんだ」と告げて、金庫のお金をそっくり渡して別れるのは、なんか、上記の「パパはお金持ちだけど世間知らずのお嬢さん」に、パパじゃなくて自分の足で立って、その代わりひとりで、世間を見なさい、って送り出してあげてる感じがして、嫌いじゃないです。彼女が持ってるもの・与えられてたものを全て奪い、新しくまた与える。っていういいかたをするとすごい手管だ。
ルパンて恋多き男っていうか、わりと恋愛関係になる女性多いよね、って思う。なんでそのひと?みたいな、敵だってのがうっすらわかってるのとも交友関係結ぶし。でも最たるものが不二子ちゃんだから。
なんか、ルパンは「女性性」ってものを全般的に「愛してる」んだろうなと思いました。


69話「とっつぁんの惚れた女」
・すきな話です。
・最初にとっつぁんの背後をとって脅し、金持ちの老人と結婚する、したたかさを持った女なので、もしやあの後も生きてたら裏切ってたのかなぁ、なんて無粋なことを考えてしまいました。

・とっつぁんがルパンたちに助力を頼みにゆくのは何故だ。
考えてみました。

一、所属してるインターポールに掛け合ったけど「そういうの管轄外」といわれ、地元警察にかけこんだけどマフィアの息がかかってて襲撃を受けた。
「警察機構に属する自分」はそのルートが潰されると正規で取れる手段がないことに気付き、「警察機構抜きの自分」が裏のルートを手繰って反撃するにしても腕の立つ用心棒を頼むにしても、裏に伝手があるのもマフィアに対抗できる相手ときいて思い浮かぶのも、宿敵ルパンたちしかいない、と思ってやってきた。

二、守りそこなうと取り返しがつかないから、最初から内部に息がかかってそうな地元警察も、むしろそんなの放っておけとお叱りを受けそうなインターポールも頼りにせず、裏の世界の相手なら裏の世界の人間を、とそれだけじゃないけどともかくルパンたちに頼った。

この二つのなにが違うか?そう、「とっつぁんが何を信じているか」です。
一なら警察機構で自分の能力だし、
二ならルパンたちです。
これ、別にどっちであってもいいと思います。何を信頼しててもいい。警察機構は居場所だし、ルパンたちは生き甲斐だし。どっちが欠けても立ち行かぬ。

・ルパンたちが一応金庫の中身を目当てとしつつ、とっつぁんの頼みをきいて女を守るのがまたね。
・不二子ちゃんがあっけらかんとルパンたちを抹殺しようとすること! ひでえ(笑 だがそれが不二子ちゃん。
・ちゅーぐらいさせてあげてからしなせてあげなよ…と思ってしまった
・後半のとっつぁんが渋い渋い。ほとんど一言も発しないのになにあの重さと厚み…!
・亡骸を抱えて歩くとっつぁんの横に車が並び、次元が声をかける。助手席には五右ヱ門。後部座席にはぐるぐる巻きの不二子ちゃん。「乗りなよ。彼女の仇討ちがしたいなら」「不二子に驚いたみたいだが、驚くのはこれからさ」ほとんど次元だけがしゃべってるのが、なんか。しかも普段のさらっとした調子ってのが。もう。
・レコーダーを再生しながら、とっつぁんたちのやり取りに一瞬目をまるくする不二子ちゃん(に化けてるルパン)
・「金庫はこの石川五右衛門が確かにいただいた!」 五右ヱ門がこういう名乗りするの珍しいな!

以下展開モロバレ注意。(今更か)
・陽動を仕掛けてその隙に本物の金庫を盗んだ一味。マフィアと対峙する。両者から見えない影にとっつぁんが壁に寄りかかって黙って遣り取りをきいている。

胃弱のマフィアのドンが緊張で薬を飲む瞬間、彼女が仕込まれてた「金庫が開いたら五秒後にドカン」の超小型爆弾をこっそり飲ませるルパン。気付かないドン。ここまでで仕込みは成功。

金庫を渡してあっさりと退散するルパンたち。無言で後を追うとっつぁん。喜び勇んで金庫を開けるマフィアたち。
ルパンに「ちょっととっつぁん早く早く!」とせっつかれても、大股でゆっくりと歩いてくとっつぁん。背後から聞こえるテープレコーダーから、彼女との最期の遣り取りと声。

その声に促されるままに、名前を呼ぶとっつぁん。背後で爆発する金庫。炎上するビルが崩れ落ちる。通行人がそれらを見上げるなか、ひとりその波に逆らって歩いてくとっつぁん。
人ごみを抜けるとルパンたちがいつもの車に乗っている。

いつも通りの軽口を叩くルパン。次元と五右ヱ門はそれぞれわざとそっぽを向いたうえ、帽子で顔を隠したり、俯いて表情を見せないようにしてる。

ルパンの軽口に、「うるせぇ!今日は勘弁してやるが、次はそうはいかねぇぞ。わかったか。わかったらさっさと行っちまえ」といつもの鬼警部の顔で怒鳴るとっつぁん。とっつぁんの顔を見て、「あらそ、それじゃあ首洗いに帰るかな」といつもの調子で返して車を発車させるルパン。
それを見送ってから、帽子を押さえて目深にかぶるとっつぁん。

で、幕。
ウェットになりすぎず、でもこの「気遣ってるけどそういわない」感じが、気遣われてる側も気付いててでも何もいわないでいるあれが、なんか、すごい、「踏み込まない」んだけど、優しい。
あ、そうかこれ、「優しさ」っていうのか…
なんだろうと思った。この、ルパン一味の、とっつぁんへの態度の根底に通ってる「何か」。

・最終的に金庫の中身を全部諦めるあの作戦を立案したのはルパンなんだろうけど…
復讐を優先したんだね。
金庫の中身は、要らないんだね。
完全にくたびれ儲けに終わるのに、構わないんだね。
ハンムラビ法典みたいなルパンは、命を奪ったなら命を、という対価の求め方をすることが多いんだけど、それが裏社会のルールでもあるんだろうけど、ともかくとっつぁんの心情を汲んだ、って感じがつよいように見えて、もう…
今回のとっつぁんは、マフィアから女性の命を守るために犯罪者で宿敵のルパンたちに頼るし、女を殺された復讐の遣りかたをルパンに委ねるし、その遣りかたでマフィアたちが死んでも無言を通すしで、「警部」じゃない部分に焦点が当たってるように感じる。
そして最後にルパンに「『次』は捕まえてやる」と噛みつくことで、いつもの「警部」に戻る。

そんな感じにも見えました。


70話「クラシック泥棒と九官鳥」
・「クラシックな泥棒」…老いぼれて古い泥棒の話。
・いつ不二子ちゃん入れ替わったん?入れ替わる隙なくない?最初から成り済ましてたんなら、女の片割れが計画に介入する隙なくない?
・九官鳥が逃げるシーン、じいさん→ルパン→次元、と追いかけてってるのに、それを見送ってからもんごえが追いかけてるのに笑った。おまえ。最初鳥が目の前逃げてくのもじっくり見ておいて。悠長やな!
・核兵器の実験場てあんなホイホイ行けるようなところにあるか、普通… ビキニ環礁じゃないけど、人里離れててなおかつ人払いしてあって、ていう場所でやるんじゃ。


71話「ルパン対新撰組」
・はい、土方は出てきません。近藤は悪いやつです。沖田はけっこうキレてるやつです。でも結構おもしろく観た(笑
・「我々は北海道に独立国をつくるのだ!」 北海道の民は食糧自給率の面からも、津軽海峡っていう地理的な問題からも、飛行機代という金銭的で現実的な面からも、「本州とウチは別だよなぁ」ってつもりでいるよ、もともと。でも「でっかい田舎だからなぁウチ」って気持ちも常にあるよ。つまり独立国なんて今更すぎる。そして別に要らん。

・ルパンが海底の強い海流に乗ってる船からお宝を引き上げる手段を考えてるときの、ひとりであれこれしつつ考えに沈んでる感じが、すごくすき。図書館行ったり、昼寝したり、あれしたり、これしたり。でも頭の中は誰も知らない、そんなルパンかっこいいと思う。仲間たちがみんなそれに触れないのも。ああいう沈思黙考と期間と発想みると、天才ってことばが似合う気がしてくる。

・巨大タコ
固まる不二子ちゃん。不二子ちゃんの視線を追ってタコを認めるルパン。悲鳴を上げて逃げる二人。でも必死すぎて不二子ちゃんを扉の向こうに閉じ込めたままドアを塞いで「じげーん!!じげんタコ!タコタコ!!!」と叫ぶ。いつもそうやって何とかしてもらってんのかい…と思うと妙におかしい(笑
「なにするのよルパン!開けなさいったら!ねえ!」と怒って不二子ちゃんが叫ぶのもしばらく耳に入らないご様子。
声に気付いて慌てて扉をあけるも、不二子ちゃんに「なによもう!」とツンされる。そりゃあねえ。
いやあわらったわらった。

・沖田vs五右ヱ門
天才剣士の末裔と、当代一の刀を持つ剣豪。その差はやっぱり刀。
無粋なんですけど、沖田って結核で死んでますから、しかも相当若くして亡くなってますから、子孫残してんのん?と思ってしまうけど、まぁいいか。


72話「スケートボード殺人事件」
・いや、別にスケートボードが殺人事件に絡んでるとか、そういうわけじゃあありません。スケートボードに乗ってるのは今回の探偵役の少年です。コナンじゃないです。うん、なにがなにやら。
・がきんちょ探偵に調子を狂わされつつ、肝心の「暗闇の中ですり替えられた宝石を見抜いて、偽物をとっていったように見せかけつつ本物をいただく」ルパン。泥棒の手管は流石に少年刑事じゃ歯が立たないね。

・不二子ちゃんが欲しがるのを「ほれほれ、ほーれほれ」と子どもっぽい遣りかたで窓の外に手を伸ばして届かないようにするルパン。見かねた五右ヱ門が「馬鹿げてる、やめろ」というも取り合わない。
結果窓の外に迫ってた少年刑事くんに宝石を奪われかけ、とんでく宝石。背後に迫るパトカーに乗ってたとっつぁんが宝石を手にするも、「なんじゃこら」と捨てる。捨てたのを署長が拾う。宝石が戻ったので、少年探偵はお咎めなし、ルパンは銭形に任せればいいんだ、という署長。
結局出し抜きはしたけど勝てなかったルパンとの決着もつけられない、とわかったときの少年探偵くんの顔がまた。
子どもの自分じゃ結局は役者不足、みたいな顔にもみえるけど、どうだろう。


ここまで!
記憶スケッチなのでいろいろとんでる。
また観たら追記に来るかも。
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