arma o santo

観ました。

「昔はこういう深夜ならではのアニメやってたよね」っていうえろすをありがとう。

まだ1話なので何ともいえないままなんだけどつづきからちょこっと感想。

1話「大泥棒と女怪盗」

箇条書きで。
時系列に沿ってない感想です。

1話「大泥棒と女怪盗」

・「麻薬なんぞのために単身で宗教団体の島に乗り込み、人殺しもする、無軌道で、自分が堕ちるのも厭わない、いかれた女」といいつつ同時に「俺の退屈を紛らわせてくれるとびっきりのいい女」とわらうルパン様マジルパン様。

・今視聴してるのが2ndの100話過ぎなんだけど、そこらへんのOPって不二子ちゃんが口紅を弾丸にして撃つあのOPなのよね…まさか4thの1話にしてそのネタをやってくるとはね…！

・みゆきち不二子ちゃん、若い。かわいい。ちょっと悲鳴の黄色さが目立つ。だが1stよりさらにもっと若い頃という設定なのでそれもまた味。

・不二子ちゃんにまったく籠絡されないルパン様マジルパン様（二回目）

・とっつぁんじゃねぇ、あれは…銭さんだ！
渋すぎるだろおおお
かっこよすぎるだろおおおおお
どういうことなん…すげえ…
ふふ、あの「銭さん」になら「害虫」呼ばわりされてもご褒美ですよ…
あと、あの、オスカーくん？　お　ま　え　色　小　姓　や　な　い　か。

・押井作品とか、モノノ怪とか、この4thとか、映像的に似ているものを感じるんだが、どうか。
モノノ怪は和紙テクスチャ使ってたけど。

・ついったで「この新しいルパンは『新しいルパン』ではなくむしろ『元のルパン』と呼ぶべき」といわれてて、原作知らないけどもそうなんだろうなと思った。
21世紀のこのご時世に、作中の時間は1stよりも更に遡行するなんて、しかも1stから3rdまでを踏襲して、いわば上乗せして視聴者がその了解のもとに観てる感じが、すごく、「元のルパン」ていう呼び方にしっくりきました。そう、そういう見方をしている気がする。視聴者が。

・OP
いつ始まるんだろうと待機してたのに息を呑みましたよ。
初見であの囁きぜんぶ聴き取れなくてCM中にイヤホン取りに走った。
ワンセグで画質荒かったから日テレオンデマンドでも観ました。すごい。流石にきれい。
OPは「新・嵐が丘」か。『嵐が丘』も愛の物語ではなかったかな。中世の名作にしては珍しく、女性が書いたとしか知らないんだけど。


「さぁ、すべてのことをやめ、胸だけをときめかせながら、あたしのことを見つめて」

「盗むこと。それは壊すことでも奪うことでもない、特別に甘い悪徳」「秘密と重罪と悪戯と恐怖のアマルガム」
「嵐が丘のヒースクリフのように」「盗み続けることが人生をかけて最高の官能」「永遠に出られない、セクシーな牢獄」「心理的根拠は、不明」
「誰が奴隷なのか」「誰が主人なのか」「神が見ているのか」「神に見捨てられているのか」
「盗むことだけがすべてを忘れさせ」「かすかに思い出させる」

「しゃべらないで逃げて」「逃げないで隠して」「見つけたら罰して」「罰したら殺して」
「わ　た　し　を　救って」

「でもやわな坊や」「あなたからもう盗むものはないわ」「あなたはとっくにもぬけの殻」「このあたしと同じように」
「だから、あたしのことを見つめたいのなら」
「すべてのことをやめ、心臓だけを動かしながらにしなさい」


耳で聞いたままなのでなんかちょっと違うところあるかも。
何度でも奪われます。

・「峰不二子　むしり取られた愛の尾羽」「君の馥郁たる香りは三人のならずものを引き寄せ」「乱痴気の物語を刻む」「だが忘れてはならない」「君の見上げる曇天は私の持つパレットのうちに」「L.Y.A.記す」
「三人のならずもの」はルパン、次元、五右ヱ門と解釈してよろしいか。
「L.Y.A.」って誰だ。「私」って誰だ。
1話時点だと「私＝監督」にしか思えない罠。

感想見返すとすごい銭さんに心奪われてるようにみえるかもしれませんが、違うんだ、あのルパン様（もうこのルパンは様付けでしか呼べない）が画面にいるときの安定感パねぇな！！！と思いながら観てたんだ、なんか「堂々たるルパン」だったんだ。すごいかっけぇっていうか、すごくルパンだったっていうか。

これからの悪党ぶりに期待せざるをえない…

来週がたのしみです。
みじかいつもりが充分長くなった。